2008.5 毛边纸?元书纸?(熟) 墨(屯渓徽州老胡开文 超頂漆煙)
A4(29.7cm × 21.0cm)くらい。生の状態。
摸写をやっている途中に、気晴らしにやったらくがきを、一年上の中国人の先輩がとても気に入ってくれたので、とっておいて、いつか何かに仕立てようと思いました。
猫はうちのノンちゃんです。
紙は、書の練習用の、とても安価で質が悪いとされている紙です。学生からは毛边纸とよばれて、100枚単位で10元もしない気安い紙です。しかし、脱色されていない自然な色で、筆のかかりがよく、竹の多い杭州の富阳市で昔ながらのやり方で作られていて、風合いのよい紙です。練習中によい作品がかけた時や素朴さを尊ぶ作品などでは、装裱されてちゃんとした作品として展示されたりします。小さいもをの毛边纸、大きく漉かれたもの元书纸などと、美院や美院周辺の紙屋さんで呼び分けているようです。しかし、毛边纸にも元书纸にも、もとはきっちりとしたそれぞれの歴史や材料の違いがあります。
杭州では生、熟、色合い、厚さなどがそれぞれ違ういろいろなタイプのものが販売されています。
この絵をとても気に入ってくれた先輩が、講評の時にこれを先生に見せましたが、先生はひと言「マンガの絵だねー」って……でも、私はこういう日常でさりげなく生まれる、説明し難いらくがきやドローイングがすごく好きです。